これからゴルフを始めようと思っている皆さんに最速、最短で上達する練習方法をお伝えします。
止まっているボールを打つだけなのに、これが意外と難しい。
練習場に行ってはみたけど、思ったようにボールに当たらない。
ボールに当たってもまっすぐ行かないし、全然飛ばない。
どうしたら上手くなるの?と悩まれてる方に試してほしい練習方法です。
9番アイアンで練習しよう
ゴルフクラブはドライバーからパターまで全部で14本のクラブを使用することができます。
その中から初めに練習するなら、ぜひ9番アイアンを優先して使用してください。
以下にその理由を説明します。
14本の中で比較的短く打ちやすいクラブ
14本のクラブを並べてみると分かりますが、ドライバーから順にクラブの長さは短くなっていきます。長いクラブほどボールに当てるのは難しくなっていきます。
14本の中では、9番アイアンは短いほうのクラブになるので、それだけボールに当てやすくなります。
振りやすいクラブなので、安定したスイングが身に付けられる
長さが短く振りやすいクラブになるとスイングの軌道も安定するため、常に一定のリズムで振ることができるようになっていきます。
どのクラブで練習するかの話になると、よくあるのが6番や7番アイアンで練習すると良いという話が出てきますが、意外と長いクラブになるためなかなか安定したスイングができません。
それよりもまずは短い9番アイアンで練習をし、成功体験を積み重ねていったほうが、練習していて楽しいですし上達も早いと思います。
実際にコースでもよく使用するクラブ
それから、9番アイアンはコースに出るようになってもよく使用するクラブになります。
これはコースに出るようになると分かることですが、14本のクラブの使用頻度は短いクラブほど高くなります。
それでは、9番アイアンを使用して以下の順にステップアップして練習しましょう。
ステップ 1) ボールに当てられるようになろう
まずは両足を閉じてハーフスイングから始めよう。
いきなりフルスイングから始めてもなかなかボールに当たりません。
一番の原因は下半身がうまく使えないことにあります。
そのためまずは両足を閉じて下半身を固定し、余計な動きを制限してから一定のリズムでスイングすることをおすすめします。
ある程度ボールにきれいに当たるようになってきたら、徐々に足幅を広げ、スイングを大きくしていきましょう。
また当たらなくなってきたら、最初に戻り両足を閉じてリズムをつかんでみてください。
ステップ 2) 狙った方向に打てるようになろう
ボールを打つことができるようになったら、次は打つ方向を狙ってみましょう。
この時ティーアップすることをおすすめします。(練習場によってはアイアンでのティーショット不可のところもあるのでご確認ください。)
ティーアップする理由としては、ボールに当たった時のフェースの向きがダイレクトに分かることです。
狙った方向より右に飛べばフェースが開いて当たっていますし、左に飛べばフェースが被って当たっています。
この場合はグリップの握り方についても以下のサイトで一度確認しましょう。
ステップ 3) 100ヤード打てるようになろう
ステップ2をクリアしつつ、徐々に飛距離を伸ばしていきましょう。
まずは100ヤードを目指しましょう。100ヤード地点がグリーンなど目標物のある練習場がおすすめです。
ステップ 4) 自分の飛距離を知ろう
ステップ3までクリアできれば、後は自分の飛距離を知ることだけです。
しっかりとスイングした時に9番アイアンで何ヤード飛ぶのかが分かれば、あなたの基準が決まります。(重要)
コースに出たときにこの距離より長ければ、その分長いクラブが必要ですし、短ければ短いクラブが必要になります。
このステップまでクリアすれば、コースに出てもそこそこ楽しくプレイすることができます。
もちろんコースは練習場と違い、平坦な場所はほとんどありませんし、ラフやバンカー、池などの障害物があり、メンタル面でもコースでしか経験できないことはたくさんあります。
しかし上記の4つのステップをしっかり練習することで、初めてのコースデビューが少しでも楽しいと感じ、今後のゴルフ上達につながる次のステップになるものと思いますので、ぜひ取り入れてみてください。
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