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FP3級資格取ってみた

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毎日出勤して朝礼前に必ず見るのがリベ大のYouTube。

毎日欠かさず更新されているおかげで、毎朝の日課になっております。

毎日何か興味をそそられる内容に、さあ今日は何から始めようって思うんですよね。

きっかけ

【本当に儲かる?】お金に強くなりたい人におすすめのマネー系資格を解説【10選】:(アニメ動画)第122回

今回の動画は『お金の資格』

お金に強くなりたい人に向けた資格10選ということで、様々な資格について解説されていました。

簿記2級は以前の職場で取得済み

リベ大学長さんは簿記3級とFP3級の資格は義務教育でやってもいいくらいの資格だよ~と常々言っておられます。

いつも「そうなんだぁ」となんとなく聞き流していましたが、なぜかこの時はFP試験っていつどこでやってるんだろうと調べてみたんですよね。

この動画を見ていたのが2021年8月の終わりなんですが、調べてみると11月9日から30日まで受検申請期間になっているじゃないですか。

簿記2級は以前の職場で資格取得していたので、FP資格にも俄然興味が湧いてきました。

最近試験なんて受けていないし勉強する時間も取れそう

受検申請期間まで2ヶ月あるし、試しにテキストでも買って面白そうなら申請すればいいし、つまらないならやめちゃえばいい。

最近試験受けるなんて機会もないし、受けるか受けないか判断する時間も充分あるし。

資格としてというよりは知識としてあっても良いかな

むしろ資格取得というより、お金に強くなりたい人のひとりとしては「知識としてかじってみても損はないよな」なんて軽い気持ちでまずはテキストを探してみることにしました。

まず始めに

とりあえずテキストを買ってみた

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嫌いな内容ではないし、むしろ面白そう

FP3級の検定試験は学科と実技に分かれており、それぞれ合格すると3級FP技能士の合格証が発行されるとのこと。

学科試験の試験科目は6科目からの出題で、60点満点で36点以上が合格。
実技試験の試験科目は3科目からの出題で、100点満点で60点以上なら合格となります。

学科試験科目を見てみると、

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

お金に関するさまざまな知識を幅広く(浅く広く)学んでいく内容です。

まずは覚えるでもなく、暇なときに時間をかけて(2ヶ月くらいかけて:笑)テキストを一通り読んでみました。

あれ?なんだかこれ面白いぞ。

個別に見れば浅いのかもしれないけれど、それでもかなりのボリューム感。だけど僕にとってはちょうどいい感じの満足感。

自分のこれからの人生設計にもきっと役立つ。

勉強するならゴールは欲しいし、試験に申し込んじゃえ

学ぶだけの価値を感じたものの、ゴールを設定しないと挫折することは容易に想像できるくらいボリュームはある。

「だったら検定試験に申し込んじゃえ」って感じの勢いをつけてWEBで受検申請をしました。

試験日というゴールも決まったし、一発で受かりたいし

勢いで申し込んだものの、自らの意思で試験日というゴールを決めたことですでに覚悟は決まっています。

同じ試験を2度も受けたくありません。 一発合格に向けて、さあやろう!

うまくいかない

もう一度テキストを一通り読むことから始めた

とはいえ、しばらくテスト勉強なんて取り組んだことはありません。

ここからは参考までに僕が試験日までに右往左往しながら取り組んだことをご紹介します。

何はともあれまずはテキストを再度一通り読むことから始めました。

この時にメモを取るどころか、アンダーラインを引くようなことも一切せず、ただただテキストを1ページ目から順に一通り読んでいました。

次に問題集で一通り問題を解いてみた

1科目ごとに採点してテキストを読み直す

次に問題集を購入し、6科目あるうちの1科目ごとに学科と実技に分けて問題を解いては採点し、間違った問題に該当するテキストページを読み直すことを6科目めまで通しで行いました。

実際この時は半数以上が間違いでした。

意外に公式や細かい数字も暗記する必要があることが分かる

進めていく間に気づいたことが、意外に公式や細かい数字も丸暗記していないと解けない問題が出題されていることです。

全然覚えていない

テキストを読んでいるだけでは、当然全然覚えていません。

再度テキストに戻り、XMindで要点をまとめてみた

こちらは自分のイメージを整理する時によく使用しているツールです。

ノートを取るのが苦手な僕は、どんな時もこのツールで脳内整理をしています。

膨大な量になった

実際に作成したマインドマップの抜粋です。

これが全体図。すでに肉眼では見えません。

まとめ方に難ありとは言え、膨大な量となりました。

また問題集を解いた

間違いや分からないところを調べて、XMindに追記していく

膨大な量ではありましたが、マインドマップにまとめていく中で自然と覚えていく部分も多くなっていきました。

もう一度問題集を解きながら、間違った箇所や分からない部分を調べてマインドマップで確認し、記載していなければ追記する作業を繰り返していきました。

重要と思われるポイントにXMind内でマーカーを付けた

さらに何度も出題される問題や、何度も間違えるポイントはマインドマップ内の記載部分にマーカーを付けて見直ししやすいようにしていきました。

これを繰り返していくうちに、購入した問題集はほぼ間違えることがなくなりました。

次にやってみた

過去問を徹底的に実践できるサイトを見つけた

こちらのサイトは過去問が解説付きで大量に掲載されており、これからFP3級検定試験を受検する人たちをサポートする目的で運営されているということです。

サイト内の過去問をひたすら解いてみた

ここから試験日まではこちらのサイトを利用させてもらい、ひたすら過去問を解くことにしました。

テキストに載っていない部分が出てくる

くりかえし過去問を解いていくうちに新たに気づくことが出てきました。

最初に購入したテキストには記載されていない内容が出てくることです。

ネットで検索したり調べたものはXMindに追加して覚えた

これについては解説を付けてくださっているので、そちらをヒントにネットで検索したりしてマインドマップに追加しながら覚えていきました。

くりかえし

サイト内の過去問道場で学科、実技に分け、ひたすら解いては間違ったらXMindにマーカー追加を繰り返した

サイト内には過去問道場というクイズアプリがあります。

選択した出題設定の中から過去問をランダムに出題してくれる内容で、学科と実技に分かれています。

試験当日までは暇を見つけては学科と実技をそれぞれ交互に過去問道場にトライしていました。

試験日

年が明けていよいよ試験当日です。

試験会場に向かう電車の中でもiPhoneで過去問道場を解いていました。

なんだかんだで不安だったんだと思います。

テストは午前中に学科、休憩をはさんで午後から実技という流れです。

会場に着いてまず驚いたのは受検者の数です。こんなに受ける人がいるんだと改めて人気のある資格だということが分かりました。

そして・・・

いよいよテストが始まりました。

テキストや過去問では無かった部分が結構あった

学科からスタートです。

テストを始めてみて最初に思ったことは、過去問では出てこなかった内容がいきなり数問続けて出題され、「やばい、受かるのか?」でした。

過去問では実技ばかりやってしまったが、学科試験のほうが難しく感じた

過去問道場ではどちらかというと実技試験のほうが大変かなと思っており、割とそちらに時間を割いていました。

しかし、いざ試験が始まると学科のほうが難しいと感じました。

とはいえ、とりあえずは選択問題なので全部埋めることはしておきました。

自己採点

即日回答見本が発表されていたので自己採点

学科51/60
正答率85%

実技95/100
正答率95%

たぶん合格

翌日FP3級ドットコムを覗いてみるとすでに今回の回答見本が発表されていました。

すぐに自己採点をしてみると、不安だった学科科目についても合格点に達していました。

合否

合格発表

3月4日(金)合格発表当日

FP協会ホームページにて受検番号を入力し確認すると、無事合格していました。

感想

今後の人生設計の役に立ちそう

今回試験というゴールを設定し、決まった期間の中で勉強したことで中身の濃い内容で知識吸収することができたかなと思います。

この知識はまずは自らのライフプランを設計することに役立ててみようと思います。

知らないより多少でも知っているほうが得

皆さんにもお伝えしたいことですが、資格取得ということではなくても一度テキストだけでも読んでいただきたいということです。

少し触れておくだけでも知るということに繋がると思いますし、その知ったことが必ずどこかで「そういえばそんなことがあったような」というヒントになります。

全く知らないということはそこに辿り着くこともないので、そんなちょっとした行動でも今後の人生の得になると思います。

僕も現在の仕事には関係のない資格ではあるので、きっと今回覚えた公式や数値などは忘れてしまうと思います。

しかしどこかでいつかその公式が必要になったとき、「何か勉強した覚えがあるぞ」と思い出せさえすれば、またテキストや自作したマインドマップを開くことができます。

これからについて

2級の資格も取ろうかなと思う

FP2級の出題範囲は3級と何も変わりません。

ただしFP3級資格とは違い、6科目の内容がそれぞれに絡み合って問題が出題されるようになるとのことです。つまりより深い理解度が求められる試験です。

しかしこのタイミングであればFP2級の過去問を解きながら慣れていくことで対応できるのではないかと考えています。

2級の申込みに資格番号のようなものが必要

FP2級の受検資格をみると、FP3級技能検定の合格者とありました。

合格発表が3月で、すぐに申し込めず意欲が持つかは心配

この時点では合格発表がまだでしたので、FP3級合格者の資格番号は取得していません。

すぐに申し込みができず、実際の合格発表後まで意欲が持つかは微妙なところです。

目的が資格取得ではないので、FP2級資格取得に関しては勢いで申請することはなさそうです。

以上が『FP3級資格取ってみた』の体験談でした。皆さんの「さあやろう」に繋がれば幸いです。

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